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インターネットビジネスの現在と未来|長崎のホームページ制作など

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2006年 04月 09日

失敗しないホームページ制作5つのポイント

ホームページ用に、失敗しないホームページ制作5つのポイントを書きましたので、こちらにアップしておきます。
ぜひご感想をください。


■失敗しないホームページ制作5つのポイント
「どうして問い合わせがないんだろう?その原因がやっとわかりました。」



これからホームページを作る人が失敗することがないように、
もしくは、ホームページが事業の役に立っていないと感じている人が、
リニューアルするときに、再び同じ過ちを繰り返すことがないように、
そもそもホームページとは何なのかを、ここで今一度考えてみたいと思います。
大変重要なことなので、ぜひ最後まで読んでみてください。


■ホームページとは何か?

ホームページは「広告」であり、「営業店舗」であり、そこにいる「販売員」であり、場合によっては「レジ」にまでなってしまう。
そういう、ひとつで全ての工程(マーケティング、セールス)を行うことができるという特徴があります。

ホームページとインターネットを使ったビジネスが強力なのはこの点で、消費者が広告を目にしてから、レジでお金を払っていただくまでの流れが、通常のビジネスと違い、よく見える、そして一瞬で完結されるところにあります。

加えて、まだ買う予定のない見込み客を育成したり、顧客のリピート化、ファン化を行いブランド形成へ大きな役割を果たしてくれます。

つまり、単に会社案内のような広告型で完結しているホームページは、そのポテンシャルの2、3%も引き出せていないということになります。

まず、ホームページで強く意識するべき点は、どのようなことでしょうか?


■ポイント1:最終目的を強く意識する。

ホームページを作る際に必ず意識する必要があるのは、「どのようにすれば訪問者が問い合わせフォームへ連絡先を記入し、送信ボタンを押してくれるのか。」ということであり、「どのようにすれば訪問者が、商品を買い物かごにいれて、クレジットカードの番号を打ち込み、 購入手続きを完了させてくれるのか」ということです。

「最終目的」を強く意識しているかいないかで、 ホームページでのターゲット市場の反応率はかなり違ってきます。

ですので、当社でホームページを作らせていただく場合はお客様に、「ホームページを見た人が、最終的にどのような行動をとってくれれば成功なのか?」を何度も確認します。
ホームページの最終的な役割は何なのかということです。

「住所と電話番号を打ち込んで資料請求をしてもらう。」
「説明会の予約を入れてもらう。」
「商品を直接その場で購入してもらう。」
「商品を電話して購入してもらう。」
「入会について問い合せしてもらう。」
「無料サンプルを請求してもらう。」


いろいろありますが、本来こういう「最終目的」をしっかり見据えてホームページを構築することは基本です。
しかし、残念ながらこれができているホームページは世の中に存在するホームページのうち5%もないと思います。


■ポイント2:適切なマーケティング戦略の策定

実は、その原因はマーケティング戦略に対する考え方の欠如や未熟さから来ています。商品やサービスを販売・提供する場合、マーケティング戦略は必要不可欠です。

マーケティングの権威、フィリップ・コトラーは、「特徴的で首尾一貫した価値提案を明確にし、ターゲット市場に送り届ける。 マーケティング戦略はその際に用いる接着剤のようなものである」と、マーケティング戦略を表現しています。

ホームページは、あなたの販売・提供する商品やサービスの価値をターゲット市場に対して明確にそして効率よく伝達し、行動を促すツールですので、 マーケティング戦略そのものだと考えられます。

ですから、ホームページを作る前にかならず、マーケティング戦略をしっかり立てておく必要があるのです。
漠然と作ったのでは、ホームページに投資した資金を回収することはできません。

ホームページを作る前に、「誰に」、「何を」、「どこで」、「どのように」売るのかを決定し、 競合他社・ブランドの調査・研究、自社優位性の示し方などを明確にすることが何よりも大切です。


■ポイント3:最終目的まで導くホームページの構造設計

マーケティング戦略を立てたら、次にホームページの構造設計に入ります。
ターゲットの心を動かすには、どのようなコンテンツが必要で、それをどのように配置していくべきか、どのようにターゲットをサイト内で誘導するべきか、といったホームページの構造設計を徹底して考え抜くことで、本来のマーケティング戦略が機能します。


■ポイント4:閲覧者をファンにするホームページのデザイン

構造設計ができたら、それらをターゲット市場へ強力に伝達するためにデザインを考えていきます。
マーケティング戦略・サイト構造設計に加えて、画像や文章、映像などのリソースなどを踏まえてデザインしていきます。

お客様の中にはまずデザインの提出を望む方がいらっしゃいますが、 実はそれが失敗を犯す大きな原因のひとつでもあります。
マーケティング戦略の策定、構造設計、リソースなしでデザインしてしまうと、一見、見栄えは良くても貧弱な骨格のないホームページになってしまいます。

また、中にはデザインを軽視する方もいらっしゃいます。
しかし、無数のホームページが存在する現在、ホームページのデザインはその会社や商品・サービスのアイデンティティを示す要素ですので大変重要です。

例えば、車体がBMWの形をしていてもゴーカートのエンジンが積まれていれば、だれもそれを買いたがらないでしょうし、BMWのエンジンが積まれていても、ボディーがゴーカートであれば愛着を持ってもらうことはできません。

ホームページも同じで、掲載する会社や商品・サービスといった、中身にふさわしいデザインステータスというものが必要なのです。

物が溢れてしまった市場に置いてはオンリーワンでなければ生き残れません。
そういう時代において、競争力を高めるための自社製品の付加価値向上や、オリジナルブランドの創造や確立といった点で、デザインはとても重要です。


そしてホームページのデザインもその例外ではありません。 また、ここでのデザインというのは掲載する文章やキャッチコピーなども含んでいます。
伝達するメッセージの質を上げながらターゲット市場にアピールしていくことがなによりも大切なのです。


■ポイント5:コーディング

マーケティング戦略、サイト構造設計、そしてデザインを決定したら、
ホームページとして公開できる言語形式(HTMLなど)でソースコードを作成していきます。 これをコーディングといいます。

この段階で注意することは、検索エンジン最適化(SEO)です。
このコーディングの仕方が、Yahoo! Japan、Google、MSNなどの検索サイトで検索されたときに 上位1、2ページ目に表示されるかどうかに大きく影響を与えます。

検索エンジン最適化(SEO)の視点でコーディングできるかどうかで、
結果やその後かけなければいけない広告宣伝費に大きな違いが出ます。


■動作確認・検証

最後に完成したホームページに、ボトルネックとなっている問題がないか検証と動作の確認を行います。
そして、できあがったファイルやシステムをサーバに設置して、ホームページの公開となります。


■まとめ

ここまで読んでいただきホームページ制作の過程とポイントがお分かり頂けたでしょうか?
初めて作る方は必ずマーケティング戦略を大切にしてください。

リニューアルされる方は、おそらくマーケティング戦略がしっかりできない段階で、 ホームページを作ってしまった方がほとんどだと思います。

また、デザイン戦略に対する考え方や、 コーディングと検索エンジン最適化(SEO)に対しての知識が少なかったのかもしれません。

ぜひ、これからホームページを作る方はこれら5つのポイントを押さえてつくるように心がけてみてください。
インターネットとホームページを使ったビジネスが大きく前進するはずです。


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by keiju_kubo | 2006-04-09 18:06


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